LRC歌词下载
[00:00.875]離々たつぼくらは、[00:07.824]罅に溶けて底に着いた。[00:14.877]唯々なる情を編む。[00:18.847]有る四塞、浮く気息。[00:22.426]模造を結う日々だけが、[00:26.214]ぼくを埋めてしまった様だ。[00:39.249][00:44.447]ないものねだりの、[00:51.135]反故は透けて、とうに呑んだ。[00:58.580]翻す矜持が[01:02.446]毀れた錠を叩く。[01:06.024]痛い、痛い、だけの虚無と、[01:09.838]日々を重ね積もった今日だ。[01:14.723]嗚ー呼。[01:19.765]嗚ー呼。[01:27.079]もしもぼくが消えた世界では、[01:30.736]歴史がどこかちょっと変わるとか、[01:34.341]あって僕が残した「生」のさ、[01:37.998]証左があればいいと願うのに。[01:41.812]目を瞑った奥の思想では、[01:45.365]ぼくを切り抜いている様がさ、[01:49.074]汚れた絵画掃除に同義と、[01:52.496]また環状線上に殺すのだ。[02:05.662][02:11.331]玻璃、映る貴方は、[02:18.488]甚く甘い奇禍を演じている。[02:40.588][02:46.282]裏。染まりゆく画に、[02:58.821]溺して常を噛み。[03:02.426]固定した時間を、[03:05.953]唯に、重む、日々を。[03:09.557]ただぼくが普通の在り方を、[03:12.457]求む最低限度の権利を、[03:16.219]倦み探し求めていたのに、[03:19.771]いつのまにかもう追えなくなった、[03:23.428]ぼくの日々に、[03:25.205]貼った奥の模造紙を、[03:27.164]剥がすことにすがったその意味を、[03:30.847]見いだせなくなっていた今日を、[03:34.348]このまま死にゆく情に委すのだ。