その木は誰もに愛されて - 松崎啓介.mp3
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[00:00.00] 作词 : 松崎啓介[00:01.00] 作曲 : 松崎啓介[00:29:78]その木はずっとそこに立っていた[00:36:35]生まれては死ぬ世界を見ていた[00:42:62]小鳥が小枝に腰掛けた「あなたはいつからそこにいる?」[00:55:66]木は黙って影を堕とし 小鳥に安らぎを与えた[01:22:20]その木はずっとそこに立っていた[01:28:67]街が生まれ その中心になった[01:34:98]男が幹に身をもたげた「あなたはいつまでそこにいる?」[01:48:08]木はそよそよと風を呼び[01:53:75]男の心を癒した[02:02:80]ああ その木は誰もに愛されて[02:12:38]これからもそこにいるのだ[02:17:24]いつからそこにいるのか知らない彼らに[02:26:21]ひとときの休みを[02:43:99]その木はずっとそこに立っていた[02:50:48]戦争で荒れ 街は雨に打たれた[02:56:79]かえるが落ち葉に身を隠した「あなたはこれからどうなる?」[03:09:86]木はたくさん葉を落とし[03:15:54]かえるを敵から護った[03:24:59]ああ その木は誰もに愛されて[03:34:16]これからもそこにいるのか[03:39:06]疲れた心を引摺る彼らに[03:48:05]ひとときの休みを[04:09:05]その木はずっとそこに立っていた[04:15:54]やがて街から生き物は去った[04:21:88]その木は役目を終えたのだ[04:28:43]生まれては死ぬ世界で[04:36:66]ああ その木は誰もに愛されて[04:44:49]やがて誰にも愛されなくなった[04:49:39]その木がぽつりとつぶやいた[04:57:60]「ひとときの休みを」[05:15:99](雲の切れ間に光が差して その木の根元を照らし出す[05:34:58]そこには新しい命[05:42:06]また、繰り返す)
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