空蝉 - Omoinotake.mp3
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[00:00.000] 作词 : 福島智朗[00:01.000] 作曲 : 藤井怜央[00:09.337]蝉が鳴き止んだ 僕ら駆け出した[00:11.722]天気予報は また今日も外れた[00:14.395]水溜り踏んだ 君のローファー[00:16.839]弾けた飛沫さえ 綺麗だなって思った[00:19.804]ずぶ濡れのシャツ 張り付いて[00:24.093]乾かない まるで君への想い[00:27.855]蝉が鳴き出した 僕ら歩き出した[00:30.283]雨宿りを永遠にしていたかった[00:32.745]水溜り避けた 僕のスニーカー[00:35.157]どうせ濡れてるのに どうしてなんだろう[00:38.120]君と二人 待つバス停で[00:42.751]ほろ苦い青い夏草の匂い[00:46.234]今日も言い出せなかったと[00:50.786]赤く落ちた空へ小さな声で鳴く[00:55.581]耳たぶが火照る[00:57.729]いつしか風は吹き止んで[01:00.423]土の中みたいな 寝苦しい夜が来る[01:08.559]君が好きだって 誰よりも好きだって[01:17.697]声が枯れたって 何度だって 叫んでいたい[01:26.847]窓辺に立って 口にしてみたって[01:36.228]夏の夜の雨の音に かき消されていく[01:55.870]蝉が抜き出した 殻を見つめていた[01:58.298]汗を拭って立ち止まる君が[02:00.443]カバンから出した 同じレモンティー[02:02.894]そんな偶然さえ運命だと思った[02:05.868]細いストロー噛み締めた[02:10.197]横顔は甘酸っぱくて苦い[02:32.592]今日こそ言い出さなければと[02:37.178]長く伸びた影に 僕は手を伸ばす[02:41.789]指先が触れ 気付けば2人向き合って[02:46.619]羽化したみたいな 心で僕は告げる[02:54.829]君が好きだって 誰よりも好きだって[03:03.936]声が枯れたって 何度だって ここで叫ぶから[03:13.059]君が好きだって 本当に好きだって[03:26.411]夏の夜の雨の音に かき消される前に[03:31.787]答えをきかせて
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