セクト - 宮下遊.mp3
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[00:00.00] 作词 : MAH[00:00.20] 作曲 : MAH[00:00.40]”君だけが知っていてほかのだーれも知らない名前[00:05.20]まあるい輪っかを引っさげて[00:07.35]くるくるまわる くるくるまわる[00:09.80]僕らだけが知っていて他のだーれも知らない名前[00:14.34]君の陽気を引っ掛ける この合図を送ろう[00:18.82][00:27.70]地下三階すき間の部屋に[00:30.38]そうっと飴を差し込んだ[00:32.80]君の痩せてしまった 骨の住み家の足しになるように[00:37.45]そんなに悲しい君を 支えてくれるものは何[00:42.00]ねえそこに入れてよ あいつが君を食べてしまう前に[00:46.80]隠れられず逃げられもしない[00:49.10]見てないくせに見逃してくれない[00:51.60]大口開けて見つめる獲物の あきらめをまっている[00:56.10]君は足場を守る理屈で建てた砦を[01:00.44]経験で満たそうとまた 理屈を重ねてガラリと崩れ[01:04.80]事実の張り子で 固めたごまかしも[01:08.00]何の脈絡もない色合いを恥じて[01:11.13]力を無くし転がるだろう[01:13.95]だから縺れたそんなものはちょきんと切っちゃて[01:17.80]新しい空気を吹き込んで[01:20.22]また伸びていく[01:23.00]うわっつらだって確かに君なんだ[01:26.00]それでも息が苦しいなら[01:28.16]ヒライテヒライテ[01:31.40][01:31.63]流し込んで ひとつになって[01:36.45]はじける音を 聴きながら[01:42.11][02:00.07]地下三階すき間の部屋に[02:02.71]そうっと耳を傾けた[02:05.23]君が気付かれまいとしながら小さく叫ぶ声を聞いた[02:09.80]ツムジが枯れ葉を巻いた 庭のぶらんこ揺れた[02:14.53]さあそこに入れてよ エレベーターのドアが開いたよ[02:18.80]強がり方を変えたところで[02:21.43]奥底で上げる声は変わらない[02:24.04]子どもの頃待ってた迎えを今も待っているなら[02:28.15]フタをして転がして 月水金と雨ざらし[02:33.00]さみしく覆ったままで 押し込めて押し込めて溢れ[02:37.10]考えない[02:37.91]見ない[02:38.55]思い出さない[02:39.91]想像しない[02:40.99]何も知らない[02:42.38]靴に染み込んでく その感触もありはしないんだ[02:46.79]分かれた希望の一方が 歪んだ鉢を抜けだして[02:51.00]すっと息を ひとつ ふたつ[02:53.22]あともう一息[02:55.56](天天)[02:56.08]アタマをすぱっとカットして[02:58.38]君を引きずり出していく[03:00.59]ヒライタヒライタ[03:02.37]淡く[03:04.57]ほどいて[03:06.34]君をほどいて[03:08.68]ごちゃついた根っこなんかさっと切って[03:11.07]ぜんぶ燃やしてここを開けて[03:14.97][03:32.20]息苦しさから分かれて伸びた[03:35.29]希望の芽を伸ばそう[03:37.21]息苦しさから分かれて伸びた[03:39.66]希望の芽を伸ばそう[03:41.95]息苦しさから分かれて伸びた[03:44.44]希望の芽を伸ばそう”[03:46.92]そんな声が聞こえた[03:49.81]
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