リプレイ - 宮下遊.mp3
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[00:31.54]真っ白に見えた道を選んで[00:36.23]胸に行き先を記した[00:41.35]何時でも其処に帰れるように[00:45.87]右手の傷が水面を覆った[00:50.97]戻れない階段を降りていく[00:55.91]水底に沈んでた当たり前[01:00.50]私だけが繰り返したあの日[01:05.98]片手じゃ抱えきれない嘆きの色[01:10.93]「僕らはもう幸せを見てきたから」[01:15.99]君の代わりに私が耳を塞いだ[01:20.87]最終電車の音は通り過ぎていって[01:26.97]また歩いた、思い残したように[01:46.01]いくつにも広がる道を塞いで[01:50.40]私は波間に手を浮かべた[01:55.52]足りない心を吸い取って[02:00.15]汚れた手の甲に水を灌いだ[02:05.38]現実を見続けた愛情が[02:09.89]言い訳をし続けたこの街で[02:14.72]僕がずっと繰り返したあの日[02:20.31]両手の隙間から二つ目の嘘[02:25.00]「確かに一番幸せな時間だった」[02:30.36]海に敷かれた線路は過去に向かって[02:35.08]二つ前の駅で荷台から降りて[02:41.35]また歩いた、八年前のように[03:08.85]夜が引き摺っていた 波の音を追って[03:20.76]小さな足跡はすぐに消えてった[03:25.76]それでも私がいくつも残るように[03:35.05]水温は揺らめいて足をとめた[03:39.32]私の歩む傷跡はすぐに消えてった[03:44.64]「あなたのことを恨んではいないよ」[03:49.50]足元の砂も無くなっていって[03:55.48]また歩いた、海を見つめて
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